小児重症患者固定翼機搬送試験運航事業 運航開始

4月1日(月)運航開始のご案内

特定非営利活動法人日本重症患者ジェット機搬送ネットワーク(NPO JCCN; 理事長 福嶌教偉)ドクタージェットを活用した重症患者の迅速な搬送・治療に繋げる「救命のための予防線」となるような日本重症患者ジェット機搬送ネットワークの設立を目指して、重症患者の治療に関わる医療界関係者が中心になって、法曹界、行政、運航事業者と連携するために202210月に設立いたしました。

日本においては、北海道患者搬送固定翼機運航事業で北海道航空医療ネットワーク研究会(HAMN=ハミン)が、医療用小型ジェット機「メディカルウイング」機体を用いて、2010年からの12年間で93例の小児患者が搬送をしています。しかし、北海道以外には、重症小児患者を医療用ジェット機で搬送するシステムはありません。そのため私たちは、全国各地からドクタージェット機での搬送を要する小児患者の搬送要請に応える体制をつくることを目標に、202441日から1年間の古屋空港を基地として試験運航を開始します。

 

関係各位におかれましては、本運航事業の趣旨をご理解の上、円滑な事業運営に特段のご配意と積極的なご活⽤をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。

 

運 航 期 間:令和6年4⽉1⽇(月)から

搬送要請受付:午前8時45分〜午後5時30分

運 航 時 間:午前9時〜午後5時を原則とする

総括管理施設:特定非営利活動法人日本重症患者ジェット機搬送ネットワーク(NPO JCCN

MD設置病院:兵庫県立こども病院、あいち小児保健医療総合センター他(全5施設)

搬送担当運航会社:中⽇本航空株式会社

要 請 者:国内の医療機関で診療に従事している医師(主に小児科医、救急医)

対 象 患 者:国内の医療機関に⼊院治療中の患者で次の基準をすべて満たしていること

①当該地域の医療機関では提供できない⾼度・専⾨的医療を必要としていること

②⾼度・専⾨医療機関へ転院して治療を受けることにより症状および⽣命・機能予後の改善が期待できること

③搬送中に医師による継続的な医学的管理を必要とすること

④搬送環境(使⽤可能な医療機器、室内与圧等)や搬送時間等の制約により当該事業による搬送が適当であること

搬 送 要 請 先:持ち回りMD施設 TEL 050-3355-7739(前MD施設共通:自動転送)

JCCN HP URLhttps://www.npo-jccn.website

※下記から「搬送情報伝達票」「同意書」のダウンロードが可能です。

 

 

搬送要請の書式

ダウンロード
この用紙に必要な情報を記入してn-fukushima@cs.kinran.ac.jpにお送りください
搬送伝達表Rev01.xls
Microsoft Excel 207.0 KB
ダウンロード
本事業の搬送を行う前に、この説明書を用いて説明したうえ、本人・ご家族の同意を取ってください
搬送同意書Rev01 20240416.docx
Microsoft Word 25.4 KB

搬送要請方法

患者要請のフロー図(案)